変速比・減速比の役割について

車の駆動は、エンジンの回転力をトランスミッションとデファレンシャルギアの2つのギアを介してタイヤに伝えています。変速比と呼ばれるのはトランスミッションのギア比で、減速比はデファレンシャルギアのギア比のことです。
ギア比とは、入力側のギアの歯の数と出力側のギアの歯の数の比(出力側のキアの歯数÷入力側のギアの歯数)のことで、これが1の時には、入力側と出力側の回転数とトルクが同じです。なお、トルクとはエンジンの発生する回転力のことです。
ギア比が、1よりも大きい時には、入力側の回転数より出力側の回転数が小さくなり、出力側のトルクは大きくなります。ギア比が1より小さい場合には、出力側の回転数が大きくなり、トルクは小さくなります。式で書きますと、入力側の回転数÷ギア比が出力側の回転数で、入力側のトルク×ギア比が出力側のトルクです。
トランスミッションは、3速から多いものでは7速かそれ以上の変速比を選べる構造をしています。車の発進の時には、回転数よりも強い回転力(大きいトルク)が必要ですから、1速は一番高い変速比となっています。速度が増すに従ってトルクは小さくても走りますので、変速比を低くしてタイヤの回転数を増します。デファレンシャルギアは、エンジンとトランスミッションを通して伝わってきた回転数をタイヤに伝わる前に最終的に落とすためのギアです。こうして、エンジンの力を適切にタイヤに伝えることができます。???? Vol.10 ????

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