スポーツカーに向いているエンジンとは

エンジンは車の心臓部ですので乗り味や走行性能、設計の方向性を決める第一の部分です。スポーツカーに求められるのは第一にスポーティーさです。その希望に応えるエンジンはセダンやミニバンなど乗り心地重視のものとは性格が異なってきます。まずスポーティーな走りを実現する為には低回転からレッドゾーン近くまでストレスなく吹けあがる事が必須です。そして全域でトルクフルな出力を発揮するというのは難しいので低速トルクを多少犠牲にしていても中速~高速にかけて元気よく回る方がスポーツカーには向いているでしょう。多少他の回転域でパワーに谷があってもパワーバンドで元気に回るというピーキーなエンジンの方がスポーツカーの楽しさをより体感しやすいという事です。
スポーツカーに向くエンジンというのはただ単に大排気量にターボを搭載した強大なパワーがあれば良いというものではありません。スポーツ走行の醍醐味は速く走るという事だけでは無く、人馬一体となった走りにあります。自分で乗りこなしているという感覚が一番大事な事なのです。それを体現するエンジンは当然レスポンスの良さも必要ですが、それと同時に少し扱いづらいジャジャ馬的な味付けも求められます。

コメントは受け付けていません。

最近の投稿